こんにちは、のんきちです。
前回は「FXの口座ってどう選べばいいの?」という話をしましたが、今回はその次のステップ。
口座を作ったものの、「で、何をすればいいの?」と止まってしまっている人向けの記事です。
▶前回の記事【初心者FX②】はこちら
実はこれ、すごくよくあることです。
私も最初、「ログインしてみたけど…え、何この画面…」と、そっ閉じしたことがありました(笑)
まずはアプリを開いて、チャートを見てみよう
最初にやること、それはとてもシンプルです。
アプリを開いて、チャートを見る。たったそれだけでOKです。
チャートというのは、通貨の値段(為替レート)が時間とともにどう動いているかを表したグラフのこと。
最初はよくわからなくても、毎日1分でも眺めるだけで「なんとなく値動きのクセ」みたいなものが見えてきます。


おすすめは「USD/JPY(ドル円)」から
FXではいろいろな通貨ペアを選べますが、まずは「USD/JPY(ドル円)」を見るのがおすすめです。
- 値動きが比較的ゆるやかで読みやすい
- 情報が多く、初心者でも安心
- 日本人になじみがある(円が含まれている)
いきなりマイナー通貨や激しく動くものを見ると怖く感じるので、まずはドル円だけチェックすれば十分です。
デモトレード or 少額トレードで試してみよう
チャートに少し慣れてきたら、次のステップ。
それは…
「やってみる」ことです。
ただし、いきなり本番で大金を動かすのではなく、以下のどちらかでOK:
- デモトレード:仮想のお金でリアルな取引の練習ができる
- 少額トレード:1,000通貨や1万通貨など、少ない単位で実際の取引ができる
初心者には、まずは1,000通貨での少額トレードが特におすすめ。
理由は、リアルな損益が体感できるからです。
▶デモ取引のユーザー登録はこちら
▶ミニ(少額トレード)についての説明はこちら
FXは「買う」だけじゃなく「売る」もできる!
FXの特徴のひとつに、「買い」だけじゃなく「売り」からも始められるという点があります。
たとえば株の現物取引では、
- 安く買って → 高くなったら売る
という流れが一般的ですよね。
つまり「買ったもの(株)」が手元にあって、それを売ることで利益が出る、という商品売買に近いイメージです。
でも、FXはちょっと違います。
上がると思えば“買い”を選び、下がると思えば“売り”から入ることができるのです。
たとえばこんなふうに:
- これからドルが上がりそう →「買い」でエントリー
- これからドルが下がりそう →「売り」でエントリー
どちらも同じように利益を狙えるのが、FXの大きな魅力です。
「売ってから買い戻す」=これもFXでは立派なトレード方法!
「上がるか下がるか」の予想を当てる、という意味では、売りから始めることにもまったく違和感はいりません。
最初は戸惑うかもしれませんが、少額で試してみるとすぐに感覚がつかめるはずです。

↑左の青が「売り」、右の赤が「買い」。FX会社によっては反対のカラーや緑になったりしているところもあるので注意。
1円動くと、いくら損益が出るの?
これ、最初はよくわからないと思います。
たとえば「USD/JPYを1,000通貨」でトレードした場合:
- 1円動いたら → 1,000円の利益または損失
になります。
つまり、1銭(0.01円)動いたら約10円。
こうやって少額で「利益と損の感覚」を体に覚えさせるのが大事なんです。
勉強は、やりながらで大丈夫!
アプリを開いたら、知らない言葉がたくさん出てきて戸惑うかもしれません。
でも、それで大丈夫。最初はみんな、何もわかりません。
- スプレッドってなに?
- 指値(さしね)注文って?
- ロットってどのくらい?
こういった用語は、実際に使いながら、少しずつ覚えていけばOK。
完璧に理解してからじゃないと始めちゃいけない…なんてことはありません。
まとめ:最初の一歩は「見るだけ」でOK
- まずはアプリを開いて、チャートを眺めるだけでOK
- ドル円(USD/JPY)を選べば安心
- デモや少額トレードで、損益の感覚を体験
- 1,000通貨なら、1円動いて1,000円
- 用語や操作はやりながらで自然に覚えれば大丈夫
最初の一歩は、ほんの少し勇気がいります。
でも、一度やってみると「なんだ、意外とできるかも」と思えるはず。
次回は、「最初に知っておくと安心なFX用語」について、やさしく解説していきます!
▶次の記事はこちら
コメント